2020年に日生劇場にて上演されたミュージカル『生きる』。市村正親さん・鹿賀丈史さんWキャストで上演された本作は、世界に誇る黒澤明監督映画作品を世界で初めてミュージカル化したもの。演出は日本人として初めてトニー賞ノミネートを果たした宮本亞門さんが務めた意欲作です。今回は豪華作品の映像化に伴い、字幕演出を追加。3月14日までの限定配信となっています。

01 余命僅かの男が探し求める「生きる」意味

主人公は、役所の市民課長として淡々と働く渡辺勘治。ある日胃がんで余命僅かなことを知り、人生で何ひとつ成し遂げていないことに愕然とします。お金を使おうにも、使い方もわからない。なんとなく生きてきた男が、「生きる」意味を探し求める物語です。

本作は2018年に初演を迎え、大好評を受けて2020年に再演。日生劇場を始め5都市で上演され、今回の配信では市村正親さん・鹿賀丈史さんそれぞれの大千穐楽の公演を観ることができます。

02 歌詞字幕という新しいアプローチに注目!

ミュージカルは楽曲の魅力が作品を左右すると言っても過言ではありません。物語や登場人物の心情を鮮やかに描き出す楽曲たち。その歌詞をいわゆる通常の「字幕」ではなく、歌詞の内容に合わせた字体や演出が施されています。歌詞を新たなコンテンツとしてミュージカルに加えた作品となっているのです。

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販売は3月14日(日)23:59までで、U-NEXTや観劇三昧、360Channelで観ることができます。配信詳細ページはこちら