安野モヨコさんの人気漫画『鼻下長紳士回顧録』。なんと今、この作品を原作にニューヨークでミュージカルを製作するプロジェクトが進行中なんです。ブロードウェイも夢じゃない!?その豪華プロジェクトの内容をご紹介します。

01 強く生きる女性を描く『鼻下長紳士回顧録』

20世紀初頭のフランス・パリを舞台に、売春宿で働くコレットの姿を描いた『鼻下長紳士回顧録』。ヒモ男・レオンに惹かれながら、明日への希望を模索する物語です。2013年に連載が始まり、2018年に完結。絵の美しさや人間の表裏を巧みに表現した本作には男性ファンも多いのだとか。2020年には、文化庁メディア芸術祭のマンガ部門優秀賞も受賞しています。

02 ブロードウェイのトップクリエイターが集結

ミュージカル版『鼻下長紳士回顧録』の演出・振付を手がけるのはロブ・アシュフォードさん。

大ヒットミュージカル『モダン・ミリー』でトニー賞振付賞を受賞したほか、『FROZEN(アナと雪の女王)』『エビータ』など名だたるブロードウェイミュージカルの振付を担当。ロンドン・ウェストエンドでも『ロミオとジュリエット』や『欲望という名の電車』での振付を手がけるなど、まさに世界のトップクリエイター!

総合プロデューサーを務める瀧内泉さんは、劇団四季のプロデューサー経験もある方。さらに、瀧内さんをサポートするネラルマネージャーのデヴィン・クーデルさんはミュージカル『スクール・オブ・ロック』の制作経験もある大ベテラン。2021年開幕予定のマイケル・ジャクソン伝記ミュージカル『MJ THE MUSICAL』も手がける方です。

SaitoYurika
Yurika

これ以上ない本気メンバーで挑む、日本漫画のミュージカル上演。すでに曲作りが始まっており、今後脚本家も決定するそう。 ブロードウェイで観られる日が待ちきれませんね。