ミュージカルといえば、やはり音楽が欠かせませんね!『レ・ミゼラブル』の「民衆の歌」や『キャッツ』の「メモリー」など、観たことはなくても曲は知っているという方も多いのでは?今回はミュージカルの楽曲を活かすオーケストラの魅力をお伝えします!

01 生演奏の振動を感じて

ミュージカルの数ある名曲たち。作品によっては毎公演、楽曲を生演奏してくれることも。例えば宝塚歌劇団では、宝塚大劇場と東京宝塚劇場の公演で必ずオーケストラの生演奏を聴くことができます。

生演奏の魅力といえば、音の豊かさや迫力、重厚感を肌で感じられること。テープで録音されたものとは大きく異なります。また、オーケストラはその日の俳優の演技や歌い方に合わせて演奏。その日その公演でしか出会えない、「唯一無二の音」であるということも魅力のひとつです!

02 オーケストラはどこにいる?

ではそのオーケストラはいったいどこにいるのでしょう。クラシックコンサートなどでは舞台いっぱいにオーケストラがいますが、ミュージカルの場合舞台上にいることはできませんよね?

実は彼らは上演中、オーケストラピット(略してオケピ)というところに入っています。オケピとは、ステージの前方に空いている大きな穴のこと。そこにオーケストラが入っているため、私たちは生演奏を楽しむことができるのです!オケピはステージより一段低くなっているので、観客は上演中気になりません。作品によっては、ステージ後方に演奏スペースが用意されていることもあります。

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生演奏はミュージカルを支える音楽の魅力を、より一層引き出してくれます!
劇団四季や帝国劇場などでも、作品によっては生演奏を行っているようです。一度こだわってみては?