いざ、演劇&ミュージカルの観劇へ!チケットサイトを開いて、目当ての作品と日程を選択して。さて、席を選べる場合、何列目を選ぶべきでしょうか?演劇の「神席」は何列目なのでしょうか?

1列目が1番良いとは限らない!?

1番ステージに近いのだから、1列目でしょ?と思った方。そうとは限りません!演劇やミュージカルはステージ全体を使用して物語が展開します。1列目だとステージと近すぎて、全体を俯瞰できないことも。また大きな劇場では1列目がステージより低くなっていることが多く、意外に役者と目が合うことが少ないんです。

もちろん、役者に1番近いのは1列目。役者の演じる姿を、手が届きそうなほどすぐそばに感じられます。作品を何度も観た玄人にはたまらん席です。1列目を狙う方は、時にXA〜XC列というA列より前にある席が用意されていることもあるので注意!劇場HPの座席表でチェックしておきましょう。

神席① 6~8列目の中央

1列目から最後尾まで座ったことのある私がおすすめする「神席」の1つ目が、6〜8列目の中央。劇場にもよりますが、比較的大きな劇場であれば大体この辺りが役者と目の合う席。まさに自分に語りかけてくるように感じられ、臨場感ばっちり!

役者の表情もはっきりと見え、物語に入り込んでドキドキしながら観劇できます。基本的に演劇やミュージカルは中央から1番よく見えるように作られているので、中央であることも重要。

神席②全体が見える2階&GC席

2階席は外れと思った方、ちょっと待った!ステージ全体が見えやすい2階席は、ミュージカルでは特におすすめなんです。ミュージカルはメインキャスト以外に、多くのアンサンブル(歌やダンスでメインキャストを支えるメンバー)が存在します。全体のダンスや後ろで細かな演技をしているアンサンブルを見るには、2階がぴったり。作品を立体的に楽しめるようになる「神席」です。

また、日生劇場など一部の劇場には「GC(グランドサークル)階席」なるものが存在します。これは1階と2階の間にある数列しかないフロア。全体が見える上、2列ほどしかないのでゆったりできるのも特徴。日生劇場での観劇時はGC階席もおすすめです。

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席によって作品の見え方や楽しみ方は無限大。自分だけの神席を見つけてみてくださいね。