毎日、数カ月に渡って同じ作品をやり続ける演劇。役者は楽しいの?後半飽きて適当にこなす演技にならないの?飽き性の私は思いました。そんな私に朗報が!なんと演劇には、何度も繰り返して公演しても全く飽きない魅力があるようです!

01 アドリブがあるから、毎日同じじゃない!?

そもそも演劇はミスがあってもやり直しが出来ないため、咄嗟のアドリブでフォローされます。アドリブ専用のシーンが用意されている作品も。だから毎日「同じ作品」ではないんです。

アドリブって、役者の遊び心や人間性が感じられていいですよね。ドラマでもNG集やメイキングの番組で、これアドリブだったんだ!と後追いで楽しさが込み上げることがあると思います。

02 日々洗練されていく作品

演劇は公演の回数を経るたびにクオリティを上げていきます。これは回を重ねる内に演技が上手くなる、とかいう類の話ではありません。役者や脚本家が、観客の反応を演技中もしっかり見ており、その反応を見ながら反省・修正を繰り返して公演を続けていくのです。演出やセリフを公演中に変えることまであるそうです!だから役者も向上心を持って飽きずに取り組み続けられるのかもしれません。

フクD
フクD

アドリブやブラッシュアップが重ねられていく演劇。アドリブを受ける相手の役者の表情にも注目です。観客側も、自分達のリアクションで作品に変化が生まれていくと考えるととても素敵ですね♪