2021 年 4 月 24 日(土)~5 月 5 日(水・祝)まで開催される「ふじのくに⇄せかい演劇祭 2021」。SPAC-静岡県舞台芸術センターが主催し、舞台芸術公園・駿府城公園と野外劇場にて演劇祭を楽しめます。更に街中でパフォーミングアーツを楽しめる「ストレンジシード静岡」も同時開催!(5月2日から)GWは静岡の街全体に、演劇や芸術が溢れます!(写真:『おちょこの傘持つメリー・ポピンズ』イメージ写真 ©︎行貝チヱ)

01 仏アヴィニョン演劇祭&ニューヨークで絶賛を受けた宮城演出作品を上演

©︎Christophe Raynaud de Lage / Festival d’Avignon

SPAC-静岡県舞台芸術センターが開催する「ふじのくに⇄せかい演劇祭 2021」。静岡県の野外劇場「有度」や駿府城公園にて演劇作品が上演されます。注目は、フランスのアヴィニョン演劇祭やニューヨークで絶賛されたと言う宮城聰さん演出のSPAC作品『アンティゴネ』。2019年にはTIME 誌が選ぶ演劇公演・年間ベストテンの第6位に選ばれた作品です。注目は幻想的な世界を創り出す、幅 40m・奥行 15m の舞台全面に水を張った大掛かりな装置。世界が感嘆した作品を静岡の空の下、観劇することができます。

『寿歌』©︎猪熊康夫

その他、『おちょこの傘持つメリー・ポピンズ』や『野外劇 三文オペラ』などを上演。宮城さんは演劇祭の開催にあたり、「ネットや電波に乗らない、心の栄養のようなものをダイレクトにやり取りする場を創りたい」とコメント。様々な情報が世界に溢れる今の時代だからこそ、演劇祭を開催する強い意義と意欲を語りました。

02 歩いていると演劇やダンスに出会える?!「ストレンジシード静岡」

5月2日〜5日まで駿府城公園や静岡市役所前などで開催される「ストレンジシード静岡」。静岡の街を歩くだけで、演劇やダンスなどのパフォーミングアーツを楽しむことができます。青年団を始め、数多くの劇団やアーティストが親子向けのプログラムや参加型のプログラムを用意。プログラムディレクターを務めるウォーリー木下さんは、「焚き火のような温もりが届く範囲で見せる作品を数多く用意しました」とコメントしました。

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その他、お茶摘み体験など静岡らしい体験企画も。家族で気軽に演劇や芸術に触れ、それぞれの見方や感動を共有するGWを過ごしてみてはいかがでしょうか。公式HPはこちら