オンライン演劇を実施する劇団ノーミーツが新たにタッグを組んだのは、サンリオピューロランド!舞台は、閉館後のサンリオピューロランド。ハローキティやディアダニエル、ポムポムプリン、シナモロール達がショーの準備をするもスポンサーに無茶難題を言われるというストーリー。キャラクターの癒しだけじゃない、深いテーマに感銘を受けました。(2021年2月・オンライン劇場「ZA」)

01 「大人の事情」にハローキティはどう答えるのか?

バレンタインに向けて、ショー「VIVA LA VALENTINE(ビバ ラ バレンタイン)」を準備中のサンリオキャラクターたち。しかしスポンサーのバイアス製薬が、「うちのロゴをもっと大きく」「ショーの内容を変更して」など無理難題を突きつけてきます。リアルな要求にコメント欄では「あるある」と賛同の声が。感想を言い合いながら演劇を見られるのもオンライン演劇ならではの楽しみ方です。

本当はキャラクターたちの望むショーにしたい。でも上司には逆らえない。悩む製薬会社の現場担当者・小室さんに、ハローキティは「みんなの“好き”を大切にしたいから、そんなに辛いんだと思うわ。まず大事にしなきゃいけないのは自分自身じゃないかしら」「自分を見失っちゃダメ!もっと自分に自信を持って!」と語りかけます。ストレートに優しくエールをくれるハローキティが女神に見えてきます。

02 サンリオのパフォーマンスをワンカットで堪能!

後半には、実際にショーが開幕!ワンカットで臨場感たっぷりのショーは、まるでピューロランドの最前列で観ているかのよう。ラップや歌、ダンスで魅せるキャラクターたちにはメロメロにならざるを得ません。公演はスクリーンショットOKのため、大好きなシナモロールをスクショする手が止まることはありませんでした。

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Yurika

大好評につき、リバイバル公演(再配信)も決定しています。詳細は公式HPで掲載予定とのこと。大変なことも多い世の中ですが、一度キャラクターたちに癒され、自分を大切にすることを思い出してみませんか?