近年ではアーティストのライブを映画館でライブビューイングしたり、コロナ禍でライブや演劇のオンライン配信が増えたりと、芸術の楽しみ方が多様に広がっています。2021年1月、和太鼓のパフォーマンス集団DRUM TAOを迎えて行われたのは、巨大ワイドスクリーンに8K高精細映像を投影した最新鋭のライブビューイング!今回はその様子をリポートします。

01 高臨場感ライブビューイング「VISIONS」

2021年1月26日、テレビ朝日「EX THEATER ROPPONGI」で全3回ファンを招いて行われたライブビューイング。今回使用された「VISIONS」は、幅12.4m×高さ3.5mの巨大ワイドスクリーンに8K高精細映像を投影。その映像の美しさは息を飲むほどで、コシノジュンコさんが手掛けたという衣装も細やかに映し出されます。

02 映像だけじゃない!和太鼓の振動を水で表現

DRUM TAOは、和太鼓を中心に琴や笛、ダンスパフォーマンスを披露するエンターテイメント集団。世界で公演を行っており、オフ・ブロードウェイでもチケットが完売!本ライブビューイングは、2020年12月に実施された「THE BEST LIVE 祭響 Saikyo 2020 FINAL」を『RELIVE(リライブ)』として上映したものになります。

和太鼓は何よりもリアルな振動が感動に繋がりますが、今回のライブビューイングではその振動を水の波紋で表現。さらにスモークがたかれたり、水面に色とりどりの映像演出が加わったり。作品を新たな演出で楽しむことができるのです。

前回は人気ロックバンド「MY FIRST STORY」の高臨場感ライブビューイングを行った「VISIONS」。演劇ファンとしては、劇団☆新感線とコラボしたらどうなるだろう!?劇団四季だったら?などなど妄想が止まらない新体験でした。

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